生まれ故郷を原動力に「人間力」を探求者しつづけます。
青森県十和田市、新渡戸記念館が見守る太素塚の裏の平屋で、生まれ育ちました。故郷十和田市は、かつて火山灰が積もり、不毛の地として恐れられた三本木原が新渡戸稲造の父と祖父が率先して開拓された場所で、厳しい自然と地元の誇りが根付いた土地。実家の近くにあった太素塚と新渡戸記念館に幼少期から、「一見困難な場所でも、見方次第で無限の可能性がある」と学びました。この精神は、私の人生の中で時折顔をのぞかせ、進むべき選択や挑戦を後押ししてきました。
大学進学のために上京し、大学に入学しましたが、自らの志が合わず、新たな視野と学びを求め、別の大学に受験し直し、卒業へと辿り着きます。その後、企業実務セミナーの企画運営に携わる会社でプランナーとして経験を積みました。セミナーの世界での試行錯誤は、ビジネスの現場に不可欠な「伝える力」「共感の力」を彼に教え、やがて次なる冒険心が芽生えます。
続いて、かねてモノづくり、舞台づくりの願望を叶えるべくレーザー光線舞台演出の会社へ。舞台の光と影、そして表現の無限の可能性を見出す。次にはより広い市場での活動を求め、広告代理店で食品中心の営業、企画、販促に携わり、「人を惹きつけ、巻き込む仕掛け」が存在していることを学びます。そこで10年勤務後、フリーランスのマーケティングプランナーへと転身。
その流れの中で、「人々が自由に集まり、共鳴する場を作りたい」という思いから生まれたのが、DJバー「boxinglee’s cafe」を立ち上げる。音楽と交流を中心に据え、ビジネスも趣味も混交するその場所は、人の可能性が交錯する「実験場」でした。カフェは5年でやがて幕を閉じますが、その経験は私の人生に深いインパクトを与え、今の「人間力マーケット」へとつながっていきます。
その後、便利屋業やさまざまな職業を経て、現在は起業家向けのプランナー&コンサルタントとして活動。自らの失敗も成功も交えた経験と知識を活用し、困難な挑戦に立ち向かう人々の支えとなることを主眼に、出会う方々と伴走しています。ビジネスの成功や失敗を超えて、「人としての力、熱のある支援」を求める人々と共に、「人間力マーケット」という場で、新しい物語を紡いでいます。
「人間力とは何か」を追求し続ける私の経験が示すのは、どんな環境でも人の可能性は無限であり、どんな挑戦も人の力で実現可能であるという信念です。